【'20 J1第4~7節・試合感想】スモールステップで圧倒的成長(?)

55段階のスモールステップで一歩ずつ成長………?

はい,や~~~~~~っと勝ち点3ゲットだぜ👍👍👍


とはいえ,第4節のG大阪戦から第6節の鳥栖戦の前半までの間でもオレンジ戦士たちの成長が見えていたので鳥栖戦の後半?何それ美味しいのwww,あとは時間の問題だとは思っていましたが(事後諸葛亮)


そこで,過密日程が終わり一息つける今の時期に,エスパルスの改善点と不十分点をそれぞれ2点ほど取り上げ,8月以降また始まる過密日程に備えてみることとしましょう!


1.改善点その1:スペースの使い方が上手くなった

当ブログでは,前回,「ウイングがサイドに開いて開いたハーフスペース使えてねぇじゃねぇか」問題を取り上げました。
折角ウイングが外に張って相手DFを釣り出してスペースを作っても,そこに誰も飛び込まなきゃチャンスにならんよね,と。


ところが,この問題点は第4節・G大阪戦から早速改善されることになりました当ブログのおかげ!?(錯乱)

第2・3節と第4節以降の違いは,第1節同様ハイラインが復活した点にあります。


ハーフスペースを使うためには,そこに誰かが飛び込まないといけません。
でも,選手同士の距離感が遠いと,スペースに飛び込む選手が移動する距離も長くなりますし,ボールが移動しなければならない距離も長くなります。結果,誰も飛び込めないまま攻撃が遅滞する。
第3節・C大阪とかその良い例でしたね。飛び込むまでパスを複数繋がなきゃならなくて,結果セレッソのブロックの前で回すしかない。

そこでハイラインです。
ハイラインにすれば,単純に前に選手の立ち位置も前進します。そうすれば,開いたスペースに飛び込むまでの手数が減り,すぐスペースを使えるようになります。

少ない手数で飛び込めるようになったのと併せて,ハーフスペースへの飛び込み方のバリエーションも増えましたね。


ついでに,ハイラインにより味方が敵地に密集する状態を作ることで,ボールを失ってもすぐカバーに行って奪い返せるという守備面でのメリットもありますね。

2.改善点その2:敵FWのプレスを外す後方からのパス回し

モフ将の戦術では,後方からのパス回しが重要です。
とりあえずロングボール,なんて許されません!😈😈😈
後方からしっかりビルドアップして人とボールを前進させていくようデザインされています。

最初の数試合は,不慣れなためか危ないシーンが多く,見ていてハラハラしていました。
ですが,何度も何度も繰り返した結果,自信がついたのか,どんな狭いスペースであっても相手をいなせるようになりました。

特に,第6節・鳥栖戦での相手FWの前からのプレスをCB・SB・1列下りてくるボランチとでパスを回していなせるようになってきたのには思わずニンマリしてしまいましたね///

3.不十分点その1:敵CBを剥がせていない


このTシャツ,けっこう普段着でも使いやすい気がしてるのワイだけ……?

第7節終了時点でエスパルスの総得点は
得点数だけでいえばリーグ9位でまずまずですねってかフロンターレまじ異次元

ですが,選手たちも口を揃えるように,その9得点の中に「流れの中での得点」がまだありませんね。
なぜでしょうね……🤔

ワイ将の仮説では,敵CBを剥がす動きが足りない点に理由があるように思っています。

敵DFラインの裏でボール受けられていない=ゴールまでもう1段階必要

サイドに張ってハーフスペースを開けることはできてる。
そしてそこに飛び込むことはできてる。

でも,ハーフスペースに飛び込んでもすぐにゴールに直結するわけじゃない。
直結するのは,飛び込んだ時点でCBの裏にいてキーパーと1vs1の状況を作れるとき。

その状況が作れないなら,もう1歩動き出しが必要になる。
それがドリブルなのか,それともCFへのパスなのかはケースバイケース。

大分戦ではカル・ごっちゃんが敵最終ラインでボールをターンしながら受けてキーパーと1vs1の状況を作れていましたね。
こういう状況をパス回しで作れるようになりたいですね。

そのために必要だとワイ将が考えるのがウラヘノトビダシです。
DFラインの裏に飛び出す動きと,その動きに反応した裏へのパス/クロス。今のエスパルスに流れの中で得点するのに必要なものなのではないでしょうか!

そのポイントとなるのが,バイタルエリア(敵DFラインと敵中盤の間のエリア)での崩しです。
バイタルエリアにまず進入する。
そうすると敵CBのうち1枚がプレスかけに前に出ざるを得ない。
そうするとCBの裏にスペースができる。
そこにCFが飛び込む!!

鳥栖戦はムイが,大分戦はカルリーニョスが高いポジションを取って敵DFラインを押し下げていました。
結果,バイタルエリアが結構広がったんですよね。
そこで"もう一工夫"ほしいなと思うワイ将なのであった。

4.不十分点その2:ネガティブトランジションと体力

改善点その1の裏返しなんですが,ハイラインだということは最終ラインの裏には広大なスペースがあるということです。
そして,モフ将の戦術ではボランチが下りて3バックを構成するのではなく2バックのままで何とかすることになります。

言っておきますが2CBだけで全部守るのは無理!!!
チアゴ・マルティンス2人くらい連れて来てもキツイ!!!
なんならウチの2CB,結構ポカミスするので……

そうすると,最終ラインの裏に出されないようにするため,ボールを奪われたらすぐに奪い返さないといけません。

これ,試合序盤はできてるんですけど,後半になるにつれて曖昧になるんですよねぇ。
鳥栖戦は特に顕著でした。

いや大変なのは分かるんだけどさ!
だからこそモフ将も前線から選手交代してフレッシュな状態を維持しようとしているんだし。

こればっかりは精神論だけど「頑張るしかない」(爆)

5.今後

まぁ色々語りましたけど,結局は…


ということで,次は浦和戦!

ここ数年勝てなさすぎてもはや"興梠恐怖症"だけど,なんとか勝ち切ってほしいね!

\勝とうぜエスパルス☆/

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