負け試合を振り返るって,苦痛ね!!!(泣)
でも後でこの振り返りが功を奏すると信じよう。というか,自分が振り返りたいだけです。
今回は失点シーンを中心に振り返ってみようと思います。
「まーた同じパターンかよorz」というお話です。
■ J1ホーム開幕戦('19 第2節)
清水エスパルス 2vs4 ガンバ大阪(アイスタ)
【スタメン】
※選手交代
飯田君 → テセの兄貴(70分)
中村慶太 → 秀樹(78分)
しょーた → 滝くん
※個人的MVP
中村慶太
【個人的総評】
・ 途中までは悪くはなかっただけど……
・「ブロック間の守備」という前節の課題を上手く突かれてしまった
・ 中村慶太の輝き,そして滝くんの調子の良さはポジれる
・ 方向性は間違っていない。続けていこう。
・ 個人的感想;
ポジれる!
↑
A
・
B
・
C
・ ←☆
D
・
E
↓
ネガるわ…
1.フォーメーション変更
今節は,前節の3-4-2-1から3-5-2の1ボランチ型に。
3CBも,中央を立田からソッコにチェンジ。ヴァン君も右から左へ。立田のオーバーラップを狙う意図か。もしくは飯田君の後ろのカバーリングをさせるためか(后くんは守備で身体張れるのでヴァン君でも裏のスペースをケアできると判断したか)。
前線は中村慶太を1枚前に上げて枚数を増やし,ショートカウンターに人数をかける意図か。ただ,中村慶太のポジショニングにはかなりの自由が与えられていて,先制点のシーンも中村慶太がボランチまで降りてきてボールを回収したところから開始している。加入して早々,チームの攻撃のスイッチ役の地位を獲得しつつある。
守備時は両SMFが最終ラインまで下がり,各レーンに一人ずつ配置して5-4ブロックを組むのは前節から継続。ただ,前節よりも両SMFの位置が少し高めで,5人がフラットになる,というよりは,少しズレを作る形。ショートカウンターへの移行を早める意図か。
序盤は,ボールを持たれながらもてかウチが支配率高い試合は大体負け試合じゃん,最後は踏ん張り,逆に前半17'に中村慶太が速攻キメて先制に成功し,幸先いいスタートを切った。しかし……
2.再現性ある失点 ーブロック間の守備の甘さー
前半29',小野瀬に良い形で中に入られて同点に追いつかれてしまう。
この失点,前節の失点とおおよそ同じパターンだったのが少しガッカリしていたりします。ちょっと検討してみましょう。
まず,ヴァン君が"通らばリーチ"なパスを航也めがけて出すも,これをカットされて逆にショートカウンターを喰らってしまいます。
これは結果としてミスにはなりますが,ヴァン君を責める気にはなれません。ヴァン君が出す前に,航也は自分の左側に出すよう要求していますし,航也に通れば右サイドに張っている中村慶太にパスして即速攻に移れるからです。ここは航也へのパスを読んでいた今野を褒めるべきでしょう。
パスカット後のネガティブトランジションもそこまで悪くなく,中央へのパスは封じ,サイドに追いやることに成功します。そして,ファン・ウィジョ相手に3人当てて囲い込みます。
この段階までは良い守備ができています。ウィジョも後ろに戻さざるを得ませんでした。
問題はその後です。
この後,ガンバは,外→中→外とパスを回して,エスパルスの右サイドに重心をかけてきます。その結果がコレだよ!!!
真ん中にウィジョとアデミがいるので真ん中を閉めたくなる気持ちはわかるんですが,ここはソッコが右にズレるべきだった。おかげで広大なスペースが広がって,後手を踏む要素てんこ盛りになってしまいました。
案の定,そのスペースを使われ,慌ててハーフスペースを埋めに戻るも,その裏を藤春に落とされ,やすやすクロスを入れさせてしまう。
そして,クロスへの準備も最低でした。
3CBと河井・六平の間のスペースはウィジョが3人引っ張って生み出したものです。何故3人釣られた!?
あと,河井くんはボールを見ていて背後のケアを結果的に怠ることになってしまいましたが,そのケアをするのはヴァンor后くんです。というかヴァン君ですね。ウィジョに3人も要りませんし,ロブなら2人で対応できますのでファーサイドが中に絞っておく方が合理的です。
というか,そもそも前節もパトリックに引き摺られてできたギャップにクリアボールを入れてしまい,フリーでボレー撃たれてしまったのが失点の原因です。要はDFラインと中盤のブロックの間のギャップを埋めるという修正点が修正できていなかったということです。
こういう「再現性ある失点」を繰り返さないようにするには,3CBの間の決め事を作る必要があるように思います。1トップへ当たりに行くのはニアの2人,ファーの1人はギャップを埋める,といった形で。勿論ボランチが下りてくるのでも,SDFが絞るのでも良いんですが。
で,この問題点の何が嫌かって,これ,3バック止めて4バックにしても同じことが起こるってことなんですよね。DFラインと中盤のギャップが問題なので,後ろを4枚にしようがギャップを埋められないと意味がない。だからこそ,早急に改善しないとならない。ヤン将に期待しましょう!
3.まーたすーぐボールウォッチャーになる~
続いて2失点目のシーン。
六平が奪われたら嫌な位置でちょっとチャレンジしすぎなパスを出し,それを案の定カットされて速攻に移行されます。後ろに残っているのはソッコとヴァン君のみ,ということでソッコはディレイを選択。味方の戻りを待ちます。そして即座に金子少年が走って戻ります。いつもいつも翔太のネガティブトランジションの速さには尊敬の念しかない。
飯田君も六平も河井も戻り,とりあえずは数的優位に立ちます。
ただ,球際への寄せが甘く,中央で囲んでいるのにボールにアタックできない(一応,帰陣したばかりでバタバタしている,というエクスキューズは成り立つ)。
そして,后君の戻りがチンタラしていたせい+ヴァン君の身体が内向きで外への対応が遅れたせいで,ウィジョにスルっと抜けられてしまう。后のネガトラが遅かったのが問題点その1。
ウィジョが上手く身体を使ってヴァン君を千切るけど,角度が無いし六反前に出てるしでウィジョはシュート打てない。ということで中へのパスを選択。
まぁウィジョの体勢甘いしボールスピード甘いから中に人がいれば撃たれはしないだr
なんでだよorz
ウィジョにパスが出た時点でさらに深くまで帰陣すべきだったし,そもそも何故自分よりゴール側に敵がいるのにゴールと相手の間に入ろうとしないのか。それは,みーんなボールウォッチャーになってしまったから。どうもこのチームはサイドにボールが流れるとみんなしてボールを見てしまって人を見なくなってしまうようだ。再現性ある失点になり得ますね。問題点その2。
なんか,勝手に自滅して試合を苦しくさせた感じがして,少し鬱。
4.札幌戦に向けて
3点目はアデミを褒めるべきだし,4点目はミスからだから特に論評しません。次気をつけようねというだけだし,そこは再現性が無いところなので。
次節に向けて,まずは守備の再調整。サイドにボールが流れたときの身体の向き,ボールと相手の位置関係の把握,間接視野の使い方。おさらいするところは多い。
他方,攻撃面は試合全体を通して前節より改善されたように思いますね。あとは決めきるだけ,というか。
航也の個人技,中村慶太の個人技だけじゃなく,サイドからの崩し,サイドチェンジと,少しずつバリエーションが増えてきました(ゆーごも上がってこれるとかなり厚みある攻撃ができますね)。
守備と攻撃のバランスを調整し直して,ここから上昇気流に乗りましょう!!!
がんばれエスパルス!!!
でも後でこの振り返りが功を奏すると信じよう。というか,自分が振り返りたいだけです。
今回は失点シーンを中心に振り返ってみようと思います。
「まーた同じパターンかよorz」というお話です。
■ J1ホーム開幕戦('19 第2節)
清水エスパルス 2vs4 ガンバ大阪(アイスタ)
【スタメン】
※選手交代
飯田君 → テセの兄貴(70分)
中村慶太 → 秀樹(78分)
しょーた → 滝くん
※個人的MVP
中村慶太
【個人的総評】
・ 途中までは悪くはなかっただけど……
・「ブロック間の守備」という前節の課題を上手く突かれてしまった
・ 中村慶太の輝き,そして滝くんの調子の良さはポジれる
・ 方向性は間違っていない。続けていこう。
・ 個人的感想;
ポジれる!
↑
A
・
B
・
C
・ ←☆
D
・
E
↓
ネガるわ…
1.フォーメーション変更
今節は,前節の3-4-2-1から3-5-2の1ボランチ型に。
3CBも,中央を立田からソッコにチェンジ。ヴァン君も右から左へ。立田のオーバーラップを狙う意図か。もしくは飯田君の後ろのカバーリングをさせるためか(后くんは守備で身体張れるのでヴァン君でも裏のスペースをケアできると判断したか)。
前線は中村慶太を1枚前に上げて枚数を増やし,ショートカウンターに人数をかける意図か。ただ,中村慶太のポジショニングにはかなりの自由が与えられていて,先制点のシーンも中村慶太がボランチまで降りてきてボールを回収したところから開始している。加入して早々,チームの攻撃のスイッチ役の地位を獲得しつつある。
守備時は両SMFが最終ラインまで下がり,各レーンに一人ずつ配置して5-4ブロックを組むのは前節から継続。ただ,前節よりも両SMFの位置が少し高めで,5人がフラットになる,というよりは,少しズレを作る形。ショートカウンターへの移行を早める意図か。
序盤は,ボールを持たれながらも
2.再現性ある失点 ーブロック間の守備の甘さー
前半29',小野瀬に良い形で中に入られて同点に追いつかれてしまう。
この失点,前節の失点とおおよそ同じパターンだったのが少しガッカリしていたりします。ちょっと検討してみましょう。
まず,ヴァン君が"通らばリーチ"なパスを航也めがけて出すも,これをカットされて逆にショートカウンターを喰らってしまいます。
これは結果としてミスにはなりますが,ヴァン君を責める気にはなれません。ヴァン君が出す前に,航也は自分の左側に出すよう要求していますし,航也に通れば右サイドに張っている中村慶太にパスして即速攻に移れるからです。ここは航也へのパスを読んでいた今野を褒めるべきでしょう。
パスカット後のネガティブトランジションもそこまで悪くなく,中央へのパスは封じ,サイドに追いやることに成功します。そして,ファン・ウィジョ相手に3人当てて囲い込みます。
この段階までは良い守備ができています。ウィジョも後ろに戻さざるを得ませんでした。
問題はその後です。
この後,ガンバは,外→中→外とパスを回して,エスパルスの右サイドに重心をかけてきます。その結果がコレだよ!!!
【問題点その1】
真ん中にウィジョとアデミがいるので真ん中を閉めたくなる気持ちはわかるんですが,ここはソッコが右にズレるべきだった。おかげで広大なスペースが広がって,後手を踏む要素てんこ盛りになってしまいました。
案の定,そのスペースを使われ,慌ててハーフスペースを埋めに戻るも,その裏を藤春に落とされ,やすやすクロスを入れさせてしまう。
そして,クロスへの準備も最低でした。
【問題点その2】
3CBと河井・六平の間のスペースはウィジョが3人引っ張って生み出したものです。何故3人釣られた!?
あと,河井くんはボールを見ていて背後のケアを結果的に怠ることになってしまいましたが,そのケアをするのはヴァンor后くんです。というかヴァン君ですね。ウィジョに3人も要りませんし,ロブなら2人で対応できますのでファーサイドが中に絞っておく方が合理的です。
というか,そもそも前節もパトリックに引き摺られてできたギャップにクリアボールを入れてしまい,フリーでボレー撃たれてしまったのが失点の原因です。要はDFラインと中盤のブロックの間のギャップを埋めるという修正点が修正できていなかったということです。
こういう「再現性ある失点」を繰り返さないようにするには,3CBの間の決め事を作る必要があるように思います。1トップへ当たりに行くのはニアの2人,ファーの1人はギャップを埋める,といった形で。勿論ボランチが下りてくるのでも,SDFが絞るのでも良いんですが。
で,この問題点の何が嫌かって,これ,3バック止めて4バックにしても同じことが起こるってことなんですよね。DFラインと中盤のギャップが問題なので,後ろを4枚にしようがギャップを埋められないと意味がない。だからこそ,早急に改善しないとならない。ヤン将に期待しましょう!
3.まーたすーぐボールウォッチャーになる~
続いて2失点目のシーン。
六平が奪われたら嫌な位置でちょっとチャレンジしすぎなパスを出し,それを案の定カットされて速攻に移行されます。後ろに残っているのはソッコとヴァン君のみ,ということでソッコはディレイを選択。味方の戻りを待ちます。そして即座に金子少年が走って戻ります。いつもいつも翔太のネガティブトランジションの速さには尊敬の念しかない。
飯田君も六平も河井も戻り,とりあえずは数的優位に立ちます。
ただ,球際への寄せが甘く,中央で囲んでいるのにボールにアタックできない(一応,帰陣したばかりでバタバタしている,というエクスキューズは成り立つ)。
そして,后君の戻りがチンタラしていたせい+ヴァン君の身体が内向きで外への対応が遅れたせいで,ウィジョにスルっと抜けられてしまう。后のネガトラが遅かったのが問題点その1。
ウィジョが上手く身体を使ってヴァン君を千切るけど,角度が無いし六反前に出てるしでウィジョはシュート打てない。ということで中へのパスを選択。
まぁウィジョの体勢甘いしボールスピード甘いから中に人がいれば撃たれはしないだr
アデミウソン,ドフリー。
なんでだよorz
ウィジョにパスが出た時点でさらに深くまで帰陣すべきだったし,そもそも何故自分よりゴール側に敵がいるのにゴールと相手の間に入ろうとしないのか。それは,みーんなボールウォッチャーになってしまったから。どうもこのチームはサイドにボールが流れるとみんなしてボールを見てしまって人を見なくなってしまうようだ。再現性ある失点になり得ますね。問題点その2。
なんか,勝手に自滅して試合を苦しくさせた感じがして,少し鬱。
4.札幌戦に向けて
3点目はアデミを褒めるべきだし,4点目はミスからだから特に論評しません。次気をつけようねというだけだし,そこは再現性が無いところなので。
次節に向けて,まずは守備の再調整。サイドにボールが流れたときの身体の向き,ボールと相手の位置関係の把握,間接視野の使い方。おさらいするところは多い。
他方,攻撃面は試合全体を通して前節より改善されたように思いますね。あとは決めきるだけ,というか。
航也の個人技,中村慶太の個人技だけじゃなく,サイドからの崩し,サイドチェンジと,少しずつバリエーションが増えてきました(ゆーごも上がってこれるとかなり厚みある攻撃ができますね)。
守備と攻撃のバランスを調整し直して,ここから上昇気流に乗りましょう!!!
がんばれエスパルス!!!
0 件のコメント :
コメントを投稿