お祭りのような 百年構想リーグ,早くも全体の1/3が経過しました。
キリが良いので,そんなリーグ序盤戦の清水エスパルスの戦いを振り返ってみましょう。
………振り返っていこうと意気込んでみたのは良いのですが
正直言って
インサイドハーフの使い方・使われ方の習熟度を全体的に上げよう!!!
以外に言葉が見つからない件について(白目)
1.吉田清水の守備戦術 ~こういうのが見たかった!なハイプレス~
序盤戦の守備ですが,個人的には,本当に,本当に感動しています(ぇ
だって,ちゃんと チーム戦術としての守備 ができているんだもの😂
秋葉清水は「委任戦術」ベースのチームですので,守備時もファーストディフェンダーになるトップ(前半戦はこーや,後半戦はカルロス)がプレスのスイッチを入れ,それに後ろが連動する形でした。
そして,プレスが剥がされてミドルゾーンにまで運ばれると,あとは「最後はCBが全体的にどうにかする」というチーム守備なにそれ?なファイティングスピリッツ溢れるディフェンスをしていました。
別に秋葉清水の戦い方が悪かったとか,良かったとか,そういう話ではありません。
J2優勝というタイトルを与えてくれた秋葉さんのこと,今でも大好きですし,小林伸二同様に『清水の英雄』扱いを今後していく所存です。
ですが,戦術ヲタクな気がある僕としては,もっとチームとしての意図を持った,連動性と再現性がある守備をしてくれよと(攻撃面で「ビルドアップに興味を持ってくれ」と言い続けたのと同様に)ずっと思っていました。
翻って,吉田清水はどうかと言うと,「とにかく敵陣でサッカーするんだ」というメッセージが強く込められた,計算されたハイプレスをかける仕組みを構築し出しています。
この組織,個人的にちゅき寄りです(n*´ω`*n)
吉田清水は,前3枚+IHで連動したハイプレスを仕掛けますが,秋葉清水と異なり,プレスのスイッチャーをCFWに固定するのではなく,相手ボールホルダーとの距離と,自分の立ち位置次第で,誰がプレスをかけるかが決まります。
面白いのは,サイドに追い込むプレスではなく,中央に追い込むプレスをしているところ。
WGの二人,とくにカピちゃんのプレスのかけ方などまさになんですけど,サイドをカバーシャドウしてるんですよね。
連動した良いプレスの模範みたいな形が出たのが,第5節・アウェイC大阪戦の前半33:46~のシーン。
相手CBがボールを持っていますが,今プレスをかけても簡単に剥がされる状況ですし,持たれている場所もアタッキングサードとミドルゾーンの狭間なので,無理にプレスはしませんが,カピちゃんの"立ち方"にご注目。
相手SBのディオンクールズへのパスコースを切る立ち位置ですね。簡単にサイドには出させないという意思を感じますね。
相手左CBは縦ポンする以外にパスコースが右CBにしかありませんから,そこに出さざるを得ません。
それを見たカピちゃんはクールズの方をカバーシャドウするような動きをしてプレスをかけます。サイドに出されるくらいなら縦ポンさせたれ!という意思を感じますね。
なので,下から繋ぎたいセレッソとしてはGKまで下げざるを得ません。
こういう4人でライン組んでプレス準備をセットする仕組みが作り上げられています
相手がGKまで下げてくれた間に,エスパルスはプレス準備のためのブロックを形成します。
相変わらずカピちゃんは「サイドには絶対出させないマン」と化していますね。
北川航也推しの自分としては,KK49の「中村航輔のボールの持ち方からして右サイドには出てこないだろjk」という判断力の高さ・クレバーさを示す立ち方をアンチ共には是非見て欲しいところです!!!
KK49の予想通り(?),中村航輔は案の定左に出しましたので,前プレス再開です。
カンタはボランチに出されないようカバーシャドウし,「再度に絶対出させないマン」も内に追い込むプレスを仕掛ける。
この時点で相手CBにはGKに戻すか縦ポンするか,あるいはこーやの裏にいるSMFまでフィードするかの選択肢しかありません。イイ感じですね。
はい,ハメ完了👏
まぁ,この後の攻めが稚拙だったのであたふたしてしまったのが玉に瑕ですが,こういう
「相手のゴールに近いところでボールを奪い,ゴールに向かう」
という意図がしっかり見える仕組みづくりができつつあるように見えます。
第6節・ホーム岡山戦でも,前半40:30~に上と同じようなプレスがハマるシーンを見ることができます。
再現性があるんですよ。
これが良いんですよね!
こういう連動性と再現性がある仕組み作りができつつあるところが,吉田清水に期待感が持てるところです。
2.吉田清水のインサイドハーフ論 ~求められるタスク処理能力~
次に攻撃面を見ていきましょう。
吉田清水のビルドアップの軸は,どこからどう見てもブエノ大先生です。
ウルトラセフンのポストプレーが目立ちますが,基本的に全ての攻撃はブエノから始まります。
アンカーに置かれた大ブエノ先生は,マジでボールが奪われません。
キープ力と敵を剥がす力がエスパルス史上最も高いと言っても過言ではないのは去年から明らかでしたが,今年はアンカーに置かれることで,攻撃の全ての起点となる役割を任されるに至りました。
そんな攻撃のタクト役を任されたブエノ先生に必要なのはパスの出し処。
だからこそ,インサイドハーフに配置された二人に求められるのは,ブエノのパスの出口になること。
故に,ブエノを軸としたトライアングルを形成する動きが求められます。
それに加えて,インサイドハーフにはセフンの衛星役としての動きが求められます。
地上戦はブエノの出し所になる動きを求められ,空中戦ではセフンの衛星役になることを求められる。
そして,ネガトラ時には前3枚と一緒にプレス役になることも求められる。
やることが多いんですが,これができる・できないによって試合展開に露骨に影響が出てきます。
交代策がハマらないように見えるのは,インサイドハーフの動き方の問題です。
小塚くんが吉田清水で躍動しているのは,誰と組んでも高いクオリティで(C大阪戦はミスもあったけど)インサイドハーフに求められる役割を全うできているから。
カンタと組んだ時は後ろ重心の立ち位置で,禅斗と組んだ時は前目の立ち位置にいてセフンの衛星役にもなる。
この柔軟性が小塚くんが選ばれる理由ですね。
ただ,小塚くんが下がった後の戦い方が課題で,正直、交代後の選手が吉田清水におけるインサイドハーフの動き方・動かされ方に順応できていないんですよね(カルロスとか,正直かわいそう)。
チームとしてここの順応性が上がれば,交代後も攻撃の質を落とさずに行けるんですけどね。
3.中盤戦への課題 ~北川航也の解放,控え選手の底上げ~
今のエスパルスの課題はシンプルで,
決定力不足
これに尽きます。
ゴール期待値は高いのに,得点に繋がらない。
バイタルまではスムーズにボールを運べるのに,ゴールにボールを蹴り込むことができない。
セフンはねぇ.........ゴールにボールを蹴り込む能力以外の能力は高いんだけどねぇ........./(^o^)\
マジで決定力が.........ねェ?
じゃあどうするか?って話なんですが,補強,と言うのは簡単なんですけど,それよりもKK49のタスクを軽減してゴール前で仕事する余裕を与えてあげたい。
あのね,北川航也って,万能なんですよ。
万能すぎて,なんでもできちゃうんですよ。
だから,なんでも任されちゃうんですよ。
その結果,ゴール前に飛び込むチャンスの回数が減っているんですよね。
チーム内で最も決定力が高い男が,右サイドのビルドアップの起点役を任されるせいで立ち位置を降ろさずを得ず,その結果ゴール前まで走り込めない。
プレシーズンマッチでもそうですが,吉田さんは左サイドからのビルドアップのゴールを逆サイドでアイソレーションしているこーやに任せたいんだと思いますが,なかなかそういう場面が作れていないんですよね。
そのために重要なのが,右SB。
こーやの立ち位置を前に上げるには,こーやがサポートに回らなくても言いと思えるレベルで攻守に動けるSBが欲しい。
こーやがゴール前に飛び込む機会が増えれば,決定力不足は解消に向かうと期待しています。
それに加えて,前述した交代後のインサイドハーフの質の問題があります。
中盤戦に向けて,チームみんなで成長していかないとなりませんね。
4.序盤戦の個人的MVP
吉田豊
豊がいなければマジでヤバかったと思う。









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